谷保裕子講演会

慶應義塾大学教職課程公開研究会「地域とのつながりで拓かれる学び」
 2009年11月7日(土)14:00〜17:15
 慶應義塾大学三田第一校舎3階 132番教室
 http://www.ttc.keio.ac.jp/extension.html
 pdfファイルチラシ→http://www.ttc.keio.ac.jp/koukaiken091107.pdf
 
 講師:谷保裕子氏(福井公立小学校教員、日本生活教育連盟会員)
 司会:藤本和久(教職課程センター)
 
 すべての学校階梯の学習指導要領が10年ぶりに改訂され出そろいました。いまや、教科書作成・検定作業や移行措置のまっただなかです。この10年間、現場の教師たちは、総合学習という新たな学習領域にむきあい、丁寧に実践を重ねてきました。最初は、戸惑いや反対の声もあったこれらの学習領域も、いまやすっかり定着し、学校における授業研究の最重要課題として、また、子どもの姿をリアルにみとることができる学習としてかなりの充実を見せてきています。にもかかわらず、今期の学習指導要領改訂では、総合学習の配当時間はかなり縮減されることになっています。そして、まるで失われた10年であったかのような語られた話を耳にすることがありますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
 谷保さんは、このカリキュラムの激動の時代にあって、地域とのかかわりの中で、その課題を「そこに生きる1人の大人」として自覚し、子どもたちがどのようにそこから学びを創り、そしてつないでいくのかにこだわって実践を積み重ねてこられました。・・・
 参加自由・無料