第4回東京ペスタロッチー祭へのご案内

日時 2009年2月28日(土)午後2時から4時30分
場所 全国高等学校家庭クラブ会館 →行き方
 
 100年に一度という大不況の波が社会を襲っております。社会のあらゆる組織のあり方が問われています。改編が求められていますが、こんな時、その原点に還ることが大切です。社会の変化に伴い、教育における影響も大きくなることが予測されますが、こういうときこそ、教育の原点にたち還る必要があります。
 西洋教育史の巨人、ペスタロッチー(1746〜1827)は激しい時代の変化の中で、社会の変革を求め、生活教育史の思想的・実践的源流を創ったのでした。
 日本でも大正デモクラシー1920年代の終わりから、軍靴の音が日増しに強まった1930年代にかけてペスタロッチーは日本の教師たちの良心を照らす灯火の役割を果たしました。第二次大戦中はペスタロッチーについて語ることさえできませんでしたが、戦後には、文部省の「新教育指針」や「学習指導要領」にも登場し、平和教育や子どもを守る運動を支えました。
 日本の教育現実を直視したとき、改めてペスタロッチーに関心を深め、教育の源流というものに触れる必要があります。
 今回で東京ペスタロッチー祭は4回目になります。今回は中野光先生が、『学校改革の史的原像−「大正自由教育」の系譜をたどって−』黎明書房から上梓されましたが、それにかかわって下記の内容で講演していただきます。
 多数の方々のご参加を呼びかけるものです。

 内容 講演 中野光「大正自由教育と長田新−『学校改革の史的原像』を上梓して−」
 参加費 500円(会場使用料として) 終了後、近くの居酒屋にて懇親会をします。費用2〜3000円
 呼びかけ人 古沢常雄、本田功

学校改革の史的原像―「大正自由教育」の系譜をたどって

学校改革の史的原像―「大正自由教育」の系譜をたどって